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薬学部

共同機器一覧

核磁気共鳴装置(600MHz):共同機器室1

型式 バリアン製
原理 試料溶液を超電導磁石の中に置いて、ある特定の周波数のラジオ波を照射すると、試料中の化合物を構成する原子と磁場の間で共鳴が起こり(核磁気共鳴)、その結果ラジオ波のエネルギーが吸収、放出される。その放出されたエネルギーを観測し解析することで化合物の構造を原子レベルで解明できる。本機の超電導磁石は14.1テスラもの高い磁場強度を有するため、非常に詳細な解析が可能である。
使用用途 有機化合物の構造決定、同定、物性解析等

核磁気共鳴装置(400MHz):共同機器室1

型式 JNM-ECX400 (日本電子製)
原理 前述の装置(600MHz)と同様。本機にはオートサンプラーを装着しており、最大64サンプルの連続自動測定が可能である。
使用用途 有機化合物の構造決定、同定、物性解析等

表面プラズモン共鳴型生体分子相互解析装置 :共同機器室2

型式 Biacore3000 (GEヘルスケア・バイオサイエンス社製)
原理 相互作用測定対象となる2分子のうち、片方の分子を金膜表面に固定し、もう一方の分子を溶解した溶液を流した時に起こる2分子間の結合と解離に伴い生じる金膜表面での微量な質量変化を表面プラズモン共鳴シグナルとして検出できます。このため、放射線や蛍光などの標識を使用せず、リアルタイムに生体分子の相互作用をモニタリングできます。
使用用途 合成低分子化合物-標的タンパク質、タンパク質-タンパク質および抗体-タンパク質の速度論的な相互作用解析(Kd値の定量)、特異的相互作用の確認など。

共焦点レーザー顕微鏡 :共同機器室3

型式 FLUOVIEW FV1000 共焦点レーザー走査型顕微鏡 (オリンパス社製)
原理 細胞・組織標本の共焦点面における生体分子の局在や相互作用を、蛍光プローブを用いて高感度に検出する。励起光源として安定かつ長寿命な半導体レーザーを搭載。3つの蛍光検出系を持ち、その2つには回折格子を備えた分光システムを搭載しているため、任意の波長を分光できる。
使用用途 細胞・組織における特定のタンパク質分子の局在、複数種類のタンパク質分子の相互作用や構造変化などの記録・解析。

Ca2+イメージング装置 :共同機器室3

型式 AQUACOSMOS/Ratio 基本システム (浜松ホトニクス社製)
原理 細胞内情報伝達におけるキーメッセンジャーであるCa2+の挙動を、蛍光プローブを用いてリアルタイムに検出する。高速かつ高感度な冷却CCDカメラを搭載しており、細胞内の素早いCa2+応答の蛍光画像の取得と定量解析を行う。
使用用途 細胞内2+濃度の時間的・空間的な変化の記録・解析。蛍光プローブの種類を選択することにより、2+以外の分子(蛋白質局在の観察、GFP融合蛋白など)の挙動を観察することができる。

フローサイトメーター :共同機器室3

型式 BD FACSAriaTM II (ベクトンディッキソン社製)
原理 細胞をラミナフロー中に整列させ、レーザーを当てることにより散乱する光をデジタル処理して定量化します。本機種は現在3レーザー(488nm/633nm/375nm)を搭載し、最大11パラメーター(9カラーと2種類の散乱光)の同時解析が可能です。さらに、30,000イベント/秒で同時に4方向への細胞の分取ができる世界最高性能の機種です。
使用用途 ヘテロな集団からの目的細胞の分離・分取。サイトカイン測定、細胞周期解析、幹細胞の同定など。

リアルタイムPCRシステム :共同機器室3

型式 StepOnePlusTM Real Time PCR System(Applied Biosystem社)
原理 インターカレーション法またはハイブリダイゼーション法を用いてPCR産物の増幅量をリアルタイムに検出します。迅速性と定量性に優れ、Fastモードでは約40分で反応を終えることができます。
使用用途 遺伝子発現量の定量、SNPジェノタイピングなど。

クリオスタットミクロトーム :共同機器室4

型式 クリオスタットHYRAX C 50(カールツァイスマイクロイメージング (株))
原理 試料を凍結した状態で薄切を行う。バキュトームと呼ばれる機構により、薄切試料が発展した状態で回収できる。
使用用途 凍結試料の薄切(免疫染色、迅速診断等)に用います。
凍結庫内温度設定範囲 0℃~-35℃
薄切厚設定範囲 1μm~10μm
対応試料サイズ 70×55mm

スキャナータイプ画像解析装置 :共同機器室4

型式 バリアブルイメージアナライザーTyphoon Trio(GE Healthcare Biosciences)
原理 可動共焦点レーザー走査方式、冷却式光電子増倍管による高感度検出
使用用途
  • 1.蛍光検出 (ゲル、メンブレン、マイクロアレイ用スライド等)
    使用できる蛍光色素は、簡易マニュアルを参照してください。
  • 2.化学発光検出 (ウエスタンブロッティング用メンブレン等)
  • 3.放射性同位体検出 (ストレージフォスファスクリーン使用)

CCDカメラタイプ画像解析装置 :共同機器室4

型式 マルチプル・CCDイメージャーImageQuant400(GE Healthcare Biosciences)
原理 白色LEDおよび透過式UVランプと冷却CCDによる高感度検出
使用用途
  • 1.可視光によるゲル、メンブレンの検出・解析
  • 2.蛍光によるゲル・メンブレンの検出・解析
  • 3.化学発光によるメンブレンの検出・解析

液体クロマトグラフ-飛行時間型質量分析計 :共同機器室6

型式 micrOTOF-Q(ブルカー・ダルトニクス社製)
原理 LCカラムで分離した試料溶液を噴射して大気圧でイオン化し、試料イオンを検出器に導入します。イオン導入部には四重極マスフィルター、四重極コリジョンセルを搭載しており、高精度な質量分析を可能としています。イオンは同じ飛行距離を質量数固有の飛行時間で検出器に到達するため、到達時間の差により質量分離スペクトルが得られます。
使用用途 高分解能測定による化合物の同定、低分子・代謝成分・複雑な混合物の組成決定、タンパク質消化物の分析によるタンパク質同定など。

高速液体クロマトグラフ分析計 :共同機器室6

PDA検出器搭載タイプ
UV/VIS検出器搭載タイプ
UV/RI検出器搭載タイプ
型式 LaChrom Elite(日立ハイテク社製)
原理 LCカラムで分離した試料溶液を種々の検出器によって検出し、試料の純度や混合物の存在比などを同定します。現在、汎用性の高い紫外・可視(UV・VIS)吸収検出器の他に、190~700nmまでの波長領域の吸収が3次元的に検出可能なフォトダイオードアレイ(PDA)検出器、紫外-可視光吸収がないような化合物でも検出が可能な示差屈折(RI)検出器を搭載した3種の装置があり、使用目的に応じた使い分けが可能です。
使用用途 合成低分子化合物の化学純度・光学純度分析、代謝成分の存在比の分析・生薬由来の複雑な混合物の分離など。

フーリエ変換型赤外吸収分析装置 :共同機器室6

型式 FT/IR-4100(日本分光製)
原理 測定対象物質に対して赤外光を照射し、赤外線が試料を通過する際に吸収または反射される度合いを検出することによって、対象物質が有する特徴的な官能基を同定することができます。
使用用途 医薬品の確認試験(同定)、合成低分子化合物・生薬由来の単離精製物質の構造決定など。

旋光度計 :共同機器室6

型式 旋光計 P-2100(日本分光製)
原理 光学活性体は直線偏光(振動方向が一定の光)を傾ける性質を一般に持っており、対応する光学異性体ではその性質は正反対となります。この性質を利用し、偏光を傾ける角度を測定することで、測定試料が光学活性体であることや試料の光学純度を調べることができます。
使用用途 光学活性物質の同定、アミノ酸・糖類・単離精製後の天然物および合成低分子化合物の光学純度の分析など。