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看護学部

研究分野紹介

基盤看護学

基盤看護学では、すべての領域の看護の基本となるものについて学びます。学びの概要は、健康を回復・保持・増進しながら生活する人に対して、生活や医療に関連する倫理的規範に基づいた看護技術を提供すること、医療チームの一員として安全な医療を提供するための知識や技術などです。

土田 敏恵 教授
基礎看護学(技術・感染)

患者さんの衛生を保持することも、大切な看護師の使命です

私の臨床における専門が皮膚・排泄ケアと感染管理ですので、研究テーマもこれらに関連しています。現在行っている研究は、おむつに排便をされた患者さんの陰部をいかにきれいにするかという技術の開発です。患者さんの陰部を単にきれいにするだけではなく、感染管理の観点から陰部ケアの実施者である私たちナースや、患者さんの身の回りを便に含まれている細菌で汚染しないようにしなくてはいけません。患者さんのベッドサイドで研究をさせていただきながら、ナースが患者さんの排泄のお世話をさせていただく意義と重要性について、日々深く考えています。

療養支援看護学

この分野では、急性疾患や慢性疾患、がん、こころの病になった大人を対象に、生命をまもり、病気の回復を助け、病気とともに生きることを支える看護について学びます。講義やグループ学習、技術演習、臨地実習をとおして、病気になった人の理解を深め、その人に寄り添ったケアが提供できるような専門知識や看護技術を身につけます。

神崎 初美 教授
成人看護学(慢性・がん)

災害看護のあり方について、現場からの視点でお伝えします

看護学における研究は、日頃提供する看護ケアの質を向上させる、もしくは、人々の健康をより促進させる方法の開発と実践をめざすために重要です。私はこのような研究を主に2つ行っています。一つは、リウマチ患者さんを看護する看護師の知識と技術が向上するような方法の開発と実践の評価であり、もう一つは、災害看護に関連し地域住民の自助共助を促進するための方略です。災害や急病時に近隣で自助共助するにはどうするか。学生のみなさんには授業や演習、実習で私が大切にしている看護の考え方や研究についても伝えていきたいと思っています。

家族支援看護学

家族支援看護学は母性看護学、小児看護学と助産学の3つを包括した分野で、妊娠、出産、育児の期間を中心としたケアを学びます。助産学では、女性とその家族が新しい命の誕生を迎える瞬間に寄り添い、分娩介助が行える助産について学びます。

西村 明子 教授
助産学・母性看護学

国際的な女性と子どもへの健康支援をお伝えします

私の研究は女性とその家族を対象にした健康支援を探求することです。主な研究課題は父親と母親の産後うつ病など、メンタルヘルスに関する研究です。女性の健康には社会・文化的な背景が大きく影響するため、日本だけでなく諸外国の状況も概観して日本における取り組みを探求します。日頃から国際的な視野で看護を考えることが大事であり、International Nursing Collaborativeの国際研究メンバーの一員として研究活動を行ない、また本学のJBIセンターの活動にも積極的に取り組んでいます。

生活支援看護学

生活支援看護学分野は、老年看護学と在宅看護学そして公衆衛生看護学の3分野で構成されています。この分野では、健康・不健康を問わずさまざまな健康レベルにある人々に対して、その健康を維持し、さらに増進しながら生活できることを支援する看護について追究します。

細見 明代 教授
老年看護学

高齢者の日常を支えるための、看護実践について学びます

超高齢社会を迎え、さまざまな健康レベルにある高齢者が、それぞれの最善の健康状態を保ちながらその人らしい生活を続けられるように支援する役割を看護は担っています。身体活動などの衰退現象だけでなく成熟現象にも目を向け、高齢者の強みを生かした看護実践が重要です。そこで、日常生活を支える看護技術に関する研究、高齢者ケアにおける専門職の連携・協働に関する研究に取り組んでいます。

総合看護学

総合看護学は、これからの看護専門職にとって必須の国際性と研究活動の基本を身に着ける分野です。具体的には、異文化共生と異文化理解の考えのもとに、急増する外国人患者への看護や、看護職の海外就労、文化と健康、渡航医療、国際保健などを学びます。研究科目では、エビデンスに基づいた医療の考えを基に、看護実践の向上につながる研究活動の基礎を学びます。

今野 理恵 教授
総合看護学

研究

私の専門はエビデンスに基づいたヘルスケアの核とされる、システマティックレビュー研究です。あるテーマについて、ある研究ではこの看護アプローチは大変効果があるという結果が出ていても、別の研究では効果がないという結果だったかもしれません。そうした研究をすべてまとめて再分析すると、結局のところは何が言えるのかを導き出す研究で、ガイドライン作成などで活用されます。看護上のテーマとしては、認知症高齢者の生活援助やエンドオブライフケアについての研究に取り組んでいます。