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看護学研究科

各専門分野(特定領域)紹介

看護学基礎研究領域

基盤看護学分野

基礎看護学

①看護の方向性を導く看護理論、看護実践の基盤を支える倫理観と人間相互関係、および科学的根拠(生理学的検証)に基づいた看護技術の検証、②看護の専門性に基づく技術に関する研究(皮膚排泄ケア・感染制御)など、看護実践を踏まえた基礎的研究能力を修得します。

看護教育学

看護教育を基礎教育、卒後教育、継続教育という視点からとらえ、看護教育に関する諸理論と概念の理解を基に、その本質を探究し、課題を見極めていきます。看護ケアの質を高めるために必要な看護職への教育的働きかけ、教育環境づくり、教育方法の有効性等に関する知識と技術を追求し、看護教育における基礎的研究能力を修得します。

看護開発科学

看護実践と研究のギャップを埋めるEBHC(Evidence-based health care)について深く学ぶ分野です。EBHCの基礎となる様々なSystematic Review研究の演習では、自分の研究テーマに関連した文献を系統的に探求し、日本国外での研究報告、英語文献にも積極的に触れていきます。さらに、院生の看護実践の場におけるエビデンス実装演習を通して、研究と実践の橋渡しに求められる方法論とEBHCを実現するためのリーダーシップを学んでいきます。現場をエビデンスで改善していけるリーダーや、ガイドライン作成などで求められるエビデンス研究の専門家の育成を目指します。

療養支援看護学分野

急性看護学

クリティカルな状況にある患者・家族の健康問題や倫理問題を探求します。患者の生命の維持・回復、苦痛の緩和、セルフケア能力の回復、QOLの向上を目的とした看護援助技法、家族への支援などを含む専門的な看護を提供できる看護実践能力を育成します。また、クリティカルな状況にある患者・家族への新しい看護援助技法の構築、あるいは看護の質向上に貢献できる知見を見いだすための研究能力を育成します。

がん看護学

がんとともに生きるサバイバーとその家族が最適な健康状態を維持するための課題を見極め、それを解決するための看護実践や保健医療福祉のあり方、チームでの看護の役割を科学的に探究します。がん看護の基盤となる概念・理論に関する知識や諸研究、がんの病態・診断・治療に関する最新の知見を学修します。また、臨床現場の課題や疑問に関するディスカッションやフィールドワークから、がん看護領域における研究テーマを絞りこみ、自らの力で看護研究を実践する力を養います。

慢性看護学

慢性病とともに生きる人とその家族が最適な健康状態を維持するための課題を見極め、それを解決するための看護実践や保健医療福祉のあり方を科学的に探究します。慢性看護の基盤となる概念・理論に関する知識や諸研究の学修、臨床現場の課題や疑問に関するディスカッションやフィールドワークから、研究テーマを絞りこみ、自らの力で看護研究を実践する力を養います。

精神看護学

精神障がい者は精神疾患と疾患に起因する生活障害を抱え、精神障がい者に対する支援では、入院患者への療養支援から地域社会における生活支援までをも含む幅広い専門的支援が求められています。そこでセルフケア理論に基づく包括的アセスメント、教育的介入方法等に関する幅広い知識を身につけ、精神看護学分野の専門家として精神障がい者自身の社会復帰過程への主体的参加を促進する支援において有用な実践能力を育成します。

家族支援看護学分野

小児看護学

子どもとその家族を取り巻いている社会状況や生活を理解し、子どもが示す健康状態から起因する心身の反応をアセスメントする方法を探究します。あわせて慢性疾患などの健康障害を持つ子ども、親、きょうだいが内包している健康問題や課題、あるいは不適切な親子関係や現在の子育てにおける課題を解決するための看護支援について実証的な研究を行います。

母性看護学

女性のライフサイクル各期を中心にした健康支援について、疾病中心の医療と看護の観点に留まらず、文化的、歴史的、社会的背景も勘案した健康課題を探求します。また、女性のリプロダクティブ・ヘルス/ライツを根幹に据えて、ヘルスプロモーションやWell-being等の様々な視点から看護介入モデルを学修し、実践的な研究も行います。

助産学

出産を取り巻く環境の歴史的変遷を概観し、女性のもつ生殖の性とジェンダーについての理解を深めると共に、出産の医学的管理を誘引した諸政策についても探求します。そして女性の多様な性のあり方と価値観を理解し、様々な女性と家族の健康に関する諸問題について、Evidence-BasedHealth Care(EBHC)を用いた解決方法の基礎的能力を育成します。また国際的な視点を基に、助産学領域の世界的な研究の流れも学修し、実践的な研究を行います。

生活支援看護学分野

老年看護学

加齢の変化や疾患・障がいを有する生活者として高齢者をとらえ、高齢者の健康問題や高齢者をとりまくケアシステムのあり方、倫理的問題についてアセスメントし、高齢者が健康的な生活を維持できるよう、老年看護に必要な概念や理論、健康生活評価方法等を修得し、高度な専門的援助を実践し、また看護方法の研究・開発を行う能力を備えた人材を育成します。

地域看護学

地域社会の個人、家族、集団、コミュニティ、組織を対象に、顕在・潜在している健康課題の解決のための支援について探求します。また、地域で生活する人々を対象とした地域看護支援技術の開発と評価方法について実践的な研究を行います。

在宅看護学

在宅看護の基盤となる制度や理論および概念・看護モデルなどを学修します。その上で、在宅療養者および介護家族の健康生活の向上、在宅看護実践の質的改善、介護家族への支援方略、在宅ケアシステムの構築など、在宅看護の知識体系の発展に寄与する知見を探究します。在宅看護領域における臨床疑問や研究課題を明確化し、科学的プロセスを踏まえて研究していく能力を育成します。

看護学課題研究・高度実践領域(CNS)

急性・重症患者看護専門看護師分野

クリティカルな状況にあり複雑で解決困難な看護問題を持つ個人・家族や集団を対象に、先進医療に対応した高度な看護実践を行うための看護介入方法を理論的かつ実践的に探究する分野です。特に、クリティカルな状況にある人間を総合的にとらえるキュアとケアの融合による高度な知識・技術、個人・家族を中心とした治療環境を総合的に管理するために必要な知識を学修するとともに、専門看護師として役割を果たすための実践能力を養います。

がん看護専門看護師分野

がんとともに生きるサバイバーとその家族が最適な健康状態を維持するための課題を見極め、それを解決するための看護実践や保健医療福祉のあり方、チームでの看護の役割を科学的に探究します。がん看護の基盤となる概念・理論に関する知識や諸研究、がんの病態・診断・治療に関する最新の知見を学修します。がん看護専門看護師の役割(実践、相談、調整、倫理調整、教育)に関する学習と実習を通して、水準の高い看護ケアを効率よく提供するための卓越した技術と問題解決能力を修得します。また、臨床現場の課題や疑問に関するディスカッションやフィールドワークから、がん看護領域の実践現場に活用できる研究能力を養います。