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在学生によるWebを活用した新入生サポートの取り組み紹介

2020.8.7
オンラインサポートの様子

新型コロナウイルス感染症の影響で、今年4月に予定された入学式や新入生歓迎イベントはすべて中止になりました。新入生は、入学当初から自宅でオンラインによる学習形態となり、学生生活をとおして新たな人間関係を築く場を失いました。
上級生は、自分たちも登校できないなか、前年度末からオンライン会議を重ねて準備を進めました。大学行事実行委員会※1は、ZOOMやLINEを活用して、例年は学内で行うアドバイザー制度※2のオンライン開催を実現しました。部会※3は、課外活動団体ごとのオンライン新歓をTwitterで告知して開催しました。この状況で、先輩として今できるサポートを考えた経験は、上級生にとっても大きな学びになったようです。

※1.大学行事実行委員会…海梟祭(大学祭)や新入生歓迎企画、クリスマスイルミネーション点灯式など、大学行事を主体的に企画・運営する学生による自治組織
※2.アドバイザー制度…入学直後の新入生を上級生がサポートする仕組み
※3.部会…部活動や同好会など公認課外活動団体を取りまとめる、学生による自治組織

在学生の声

大学行事実行委員会 別府帆夏さん(作業療法学科3年次生)

オンライン中心の学びが始まった4月は、3年次生の私ですら不安でした。人と会うことや話すことが、勉強のモチベーションや日々の安心につながっていたと気づかされました。入学直後からこの状況の新入生は、すごく不安だったはずです。
もともと予定していた新入生歓迎イベントができないなか、私たちに何ができるのか。メンバーと議論を重ねました。オンライン会議では、目的を揃えるのに苦労することも。手探り状態ですが、教職員の方にも相談して少しずつ形が見えていきました。サポート終了後は、アドバイザーを務めた上級生の「うまくいったよ!」という報告がうれしかったです。新入生からも「不安だったけれど安心した」「サポートを続けてほしい」との声をもらえました。わからないながらでも、取り組んでよかったです。

大学行事実行委員会 常田菜々美さん(作業療法学科2年次生)

自分が新入生のころ、アドバイザー制度のおかげで学生生活を安心して始められました。同じ形が無理だとしても、今年の新入生にも安心できる機会を提供したいと思い、取り組みました。
今回は、時間が限られるなか、企画づくりと同時並行で協力してくれる上級生を募りました。検討段階で意図を伝えるのに苦労もしましたが、賛同してくれる学生が出てきてくれたときは、本当にうれしかったです。

大学行事実行委員会 花本奈々美さん(作業療法学科2年次生)

私からのサポートだけでなく、1年次生同士がオンライン上で仲良くなる様子が見られてうれしかったです。新入生は、ZOOMのカメラを最初はオフにして、顔を出すのに躊躇していました。それでも、勇気を出してカメラをオンにしてくれる1年次生がいて、他の子も徐々に顔を見せてくれました。みんなドキドキしながら参加してくれたと知り、私も少し緊張していたけれど、取り組めてよかったです。