リハビリテーション学部 学部長ご挨拶

[写真] 学部長 藤岡宏幸
リハビリテーション学部
学部長 藤岡 宏幸

近年、医学・医療は目覚ましい発展とともに幅広い分野を網羅するようになりました。臓器移植、培養細胞を用いた再生医療、人工関節、集学的な癌治療などを病院で行う医療のほか、高齢化社会や大規模災害に対応できる医療や街づくりなど、様々な分野で新たな展開をしています。これらは以前には全く別々の独立した専門領域でしたが、それらの独立した分野の境界を取り払って、うまく連携することが良い医療を実践するためには必要です。これからの医療に求められるのはボーダレスなチーム医療です。
特に、リハビリ―テーション医学では、循環器、呼吸器、消化器、脳神経、運動器などの様々な専門診療科と連携して、病院では患者さんの機能回復を促し、自宅ではその獲得した能力を維持するなどの診療を行います。また、社会生活を送る方が快適に生活できるような環境を構築するという重要な役割も担っていますので、患者さんの生活支援などのほか、病気の予防や健康増進のためのリハビリテーションやスポーツ能力を向上するためのトレーニングなども重要な分野です。
これらのリハビリテーションを実践する理学・作業療法士は、人をより深く理解しなければなりません。人とかかわることが好きな人は良い療法士の条件の一つを備えているといえます。
大学では講義や実習を通じて、医学・医療の知識を得ることに加えて、スポーツや芸術などの課外活動や社会活動などにも積極的に参加して、自分自身の人間の幅を広げることも大切です。
皆さんと共に学ぶ日を楽しみにしています。

 

リハビリテーション学部 学部長 藤岡 宏幸のプロフィール
  • 昭和57年 兵庫県立神戸高等学校卒業
  • 昭和63年 神戸大学医学部卒業後、神戸大学医学部整形外科入局
  • 平成 5年 神戸大学大学院医学研究科生理学系専攻修了
  • 平成 7年 文部省在外研究員として米国バージニア大学留学
  • 平成17年 神戸大学医学部整形外科講師
  • 平成22年 兵庫医科大学整形外科講師
  • 平成23年 兵庫医療大学リハビリテーション学部教授
  • 神戸大学を卒業後、整形外科を専門として医療に従事し、神戸大学や兵庫医科大学にて医学生教育や関節軟骨再生などの研究を行ってきました。

<専門領域について>

昭和63年 神戸大学医学部卒業後、神戸大学医学部整形外科入局して以来、整形外科を専門領域として医療に従事し、神戸大学や兵庫医科大学にて、医学生の教育や医学研究を行ってきました。
整形外科は運動器の機能再建をする外科で、再建する分野によって、脊椎、膝関節、股関節、手などに専門が分かれています。特に、私は、手指の腱鞘炎、手根管症候群などの末梢神経障害、関節リウマチや変形性関節症、野球選手などによくみられる肩関節や肘関節などのスポーツ障害、切断肢指や神経血管腱損傷を合併した開放骨折などの緊急を要する外傷など、手指から肩まで上肢全体の診療を幅広く行ってきました。上肢の機能再建には、マイクロサージャリ―や関節鏡視下手術、関節形成術などのさまざまな手術手技が必要なことは言うまでもありませんが、手術前後におけるリハビリテーションをはじめとした保存的治療も非常に重要です。
医学の基礎研究では、整形外科における重要な分野である関節機能再建、特に、関節軟骨障害の病態解明と軟骨再生、および関節の靭帯再建方法の開発を中心に行っています。このような基礎研究が、近い将来、臨床応用されるように努力したいと思います。

<所属学会>

日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会、日本リウマチ学会、日本手外科学会、日本肘関節学会、日本肩関節学会、日本マイクロサージャリ―学会、日本足の外科学会、中部日本整形外科災害外科学会、
米国Orthopedic Research Society

<専門医>

日本整形外科学会認定 整形外科専門医、リウマチ医、脊椎脊髄病医
日本リウマチ学会認定 リウマチ専門医
日本手外科学会認定  手外科専門