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医薬品が製造される現場の見学を通して薬学を考える

薬学部の長期密着型ゼミナールの一環で見学会を実施しました。この見学会の目的は、くすりを扱う薬剤師・薬学人を目指す者として、もっと広い視野と知識で「薬学」という学問を深めてもらうことをねらいとしています。

千寿製薬株式会社 研究所見学会 (平成23年6月30日)

千寿製薬株式会社コーベクリエイティブセンターの見学会を実施しました。医薬品研究に関わる施設を見学し、高品質な医薬品の研究への取り組みを実感しただけでなく、企業サイドから見た学生の就職活動についてもご指導いただきました。見学会に参加した学生は大いに刺激になったようです。

参加した学生の感想

  • 企業の研究所を見学したのは初めてだったので、見るものすべてがとても興味深かったです。千寿製薬では眼科治療の薬剤研究を中心に、容器の安定性や遮光性研究、薬理や毒性などの試験も分担して行われていました。将来研究職を希望するなら、その製薬企業がどのような分野に力を入れているのかを知り、自分が最も興味がある研究を行っている企業を選択し、働くことが理想だと感じました。
  • 研究所内の見学では、大学で研究していても滅多に見ることのできない分析機器や企業内での研究の様子を見ることができ、将来企業で研究したいという気持ちが強くなりました。
  • 6年制薬学部の就職活動の流れや採用状況など、企業側から見た考えを聞くことができて良い刺激になりました。製薬企業を含め様々な企業を目指す上で必要な知識や情報を、自分なりに得ることができたと思います。

 

大塚製薬株式会社 工場見学会 (平成22年6月17日)

工場や実験室等を見学し、製薬会社の活動をより具体的に感じてもらいました。

参加した学生の感想

  • 製剤工場では、大学の薬剤学で学んだ過程を実際に見ることができて、製剤への親近感が今まで以上にわきました。研究所では、小さな薬がどれだけ多くの人々によって作られ、検査されているのかを学べました。
  • 実験室で、以前実習で扱ったことのある機械があるのを見る度に、自分たちが今していることは先に繋がっていることだと実感しました。同時に、まだ見たことがない機械や設備を見ると、まだまだ知らないことも多く、学ばなければならないことがたくさんあることにも気づかされました。薬物の管理や生成の難しさを改めて実感したりと、今の自分に大きな刺激になりました。
  • 職場を見せて頂き、そこで働く方々と直に話をさせて頂いたことで、自分が将来どのような職場で働きたいかというイメージが出来上がりました。

 

某製薬会社工場 見学会 (平成22年1月14日)

くすりの製造過程から製造後の流通まで、実際に肌で感じてもらいました。

医薬品の製造から患者さんのもとへ届くまでの流通の説明に、学生達はいつになく真剣な様子です。

学生は、全身を覆う予防衣に着替えて、さあこれから工場内の見学に出発します。

医薬品製造の最終段階の包装工程では、たとえ髪の毛一本でも混入してはいけません。そのために何重にもチェック体制を敷いて万全を期しています。

参加した学生の感想

  • くすりを製造している人たちや職場から「責任」の2文字を感じた。将来その医薬品を扱う薬剤師・薬学人を目指している者として責任の意味を再確認しました。
  • くすりを作っている人たちが、どれほどの注意を払って製造しているのかを知り、“くすりの作用や安全性を患者さんに伝えられる医療人”が求められている事を強く感じました。
  • くすりは、単に製品として見ていたけれど、製造過程を見学し、薬学を広い視野で見るきっかけになりました。

 

日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社 神戸医薬研究所 見学会 (平成21年12月17日)

最新の研究施設はもちろん、研究者と交流することで未来の薬学人としてのビジョンを明確にしてもらいました。

研究施設の前で撮影。
大学の研究施設とは、少し違う雰囲気が感じられます。

参加した学生の感想

  • 製薬会社の研究所というと、白衣を着た研究員が淡々と科学実験を行っているものと思っていましたが、実際には整備された環境の中で、リラックスして仕事していました。
    薬剤師以外の薬系職種についての見聞を広める良い機会になりました。
  • 病院で一人一人の患者さんとしっかり関われる薬剤師になりたいと思っていた私ですが、製薬会社や研究所を見学し、世界中の人たちに求められているくすりを研究し、開発することもとても素敵な仕事だなと感じ、将来への道が今回の見学で広がったように感じました。