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VOL. 8
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リハビリテーション学部
作業療法学科2年生
嶋田理恵さん

リハビリに興味があり、手先が器用で物作りが好きだったため、作業療法学科へ。マルチな作業療法士になるという熱い思いを胸に抱きながら、ボランティアや学校行事にも積極的に参加している。

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リハビリテーション学部
櫛邉勇先生

作業療法士として大学病院、総合病院にて臨床経験のち、本学へ。「作業療法評価学」、「身体障害治療学Ⅰ(骨関節)」、「ハンドセラピィ特論」などを担当する。専門は身体障害の作業療法ハンドセラピィ。

 

作業療法士としての将来の夢

 

櫛邉先生 作業療法士を目指した理由は何かな?

嶋田 最初はリハに行きたくてリハビリを調べたら、理学だったんです。理学療法士って何だろうって調べたら、何か違うなと思った。もともと何かを作ったりするのが好きだったから、リハには行きたいけど、理学の他に何かないかもっと探したら作業療法士があったんですよ。これが良い!!これになろうって思って、いざ学校を探した時に、新聞で兵庫医療大学の宣伝を見つけて、1回見に行こうと思ってオープンキャンパスに参加しました。

櫛邉先生 僕、嶋田さんのこと覚えてますよ。

嶋田 いましたよね。私も先生のこと覚えてますよ。学校に来たら、まず海に感動したんですよ。あと校舎にも魅かれたのかな?実習室がこんなにもあるんやと思ったらテンションが上がって、他の大学が考えられなくなってしまったんです。絶対ここに来るねん!!って思いました。

櫛邉先生 強い希望があったわけや。理学よりも作業の方が自分に合っていると思ってんな。

嶋田 はい。

櫛邉先生 僕の場合はね、26年前になります。リハに興味があって、理学と作業では、作業の方に精神障害の領域があるっていうので、精神科の作業療法士を目指して学校に入ったんだけど、実習に行ったらすごく変わるねんな。身体障害は作業療法士が介入したら、患者さんが回復するとか、改善するというのが精神科に比べて、すごく目に見えやすかってん。それで身体障害の方にちょっと興味がわいて、身体障害の分野に進んだ。就職したら整形外科のドクターが手のドクターで、作業療法士は手の方をやってくれと言われて、患者さんも手のけがの患者さんが多かったから、自然と手の訓練を行うハンドセラピィに進んでいったって感じかな。

嶋田 え~。先生、最初から身体障害だと思ってた。

櫛邉先生 ううん。最初は精神の分野だった。就職してからハンドセラピィに行った。じゃあ、将来の夢について、作業療法といったら、身体障害もあるし、精神もあるし、発達もあるし、どの分野に進みたい?

嶋田 今は身体障害がやりたい。でも先生がやってるハンドセラピィにも興味があって、良いなって思ってるんです。最近は人生計画を立てていて、1回在宅リハ?家庭に復帰される時に、家に手すりを付けたりするのもやりたいなと思ってきたんです。やりたいことがありすぎて、今はどこから絞っていこうかなって、最終的には全部経験したいんですよ。

櫛邉先生 欲張ったら良いと思うよ。その中で自分に合うものが見つかると思うし、一生続く仕事やからな。

嶋田 でも、めっちゃ就職大変そう。こういった医療系の大学が増えてるから、私たちが卒業する時って、競争率高そう。

櫛邉先生 う~ん。選抜やしな。医療大の学生はまじめだから、他大学の学生と闘っても勝てるよ。そういう風に授業していこうと思います。

嶋田 めっちゃプレッシャーじゃないですか。

櫛邉先生 まあ、教員経験は短いけど、病院勤めは長いから、患者さんのこういう時はこうした方が良いという引き出しはいっぱい持ってるつもりやねん。そういう教科書に載っていないことを教えてあげたいなと思って教員の道に進みました。

嶋田 先生の授業、とっても面白いですよ。

櫛邉先生 ありがとう。まっ今後、色々な分野があるから、色々実習を通して経験していけばいいよ。

嶋田 まだ変わるかもしれないけど。

櫛邉先生 全然変わるよ。ただ、どんな分野でも忘れたらあかんことは、患者さんのためになること。ちょっと偉そうなことを言うと、就職して1年目でやれることがある。5年目でやれることがある。10年目でやれることもまた違う。だから、1年目でやれることは精一杯患者さんの前でやれるような作業療法士になって欲しいな。勉強がしんどいのはやまやまだけど、将来の笑顔のために勉強して下さい。嶋田さんは、夢を現実にするために、今何をしたら良いと思う?

嶋田 色んな経験をしたら将来につながるじゃないですか。だから色んなことを経験したい。

櫛邉先生 ボランティアとかでも何でもしたら良いと思うよ。勉強以外の所で役立つことをするのは必要だと思うよ。

嶋田 何ができるだろう。あっ学祭の実行委員に入ってます。何かを作ったり、計画したりするのが好きなので、楽しいですよ。

櫛邉先生 人と話すのは現場に出て必要なことだからね。でも、しゃべる対象は子供からお年寄りまでいるやろ。同じ世代としゃべれるだけじゃなくて、認知症の人とか子どもさんとかともしゃべれなあかんから、引き出しをいっぱい作って欲しいな。

嶋田 はい。先生たちが紹介して下さったボランティアに行ったんですけど、実習では緊張していて見えないものが、視点が変わると見えてきて、めっちゃ楽しかったです。

櫛邉先生 実習はしんどいって言うけど、それ以外の楽しさもいっぱいあるから。それにうちの作業療法学科は他の大学に比べて、実習が多いというのもセールスポイントだし。

嶋田 実際の医療現場を見てから授業した方が勉強は入りやすいし、夢が広がる。やっぱり作業療法士になりたいって思ったし、良かったです。実習が楽しくなってきました。

櫛邉先生 勉強のモチベーションが上がるよな。大学の勉強はもちろん必要だし、実習で色んな出会いもあるけれど、卒業してからがスタートラインなんだわ。だから卒業してからも初心を忘れずに勉強してほしいなと思います。

嶋田 はい。がんばります。就職は大学の延長のイメージ。毎日、毎日勉強で、どんどん新しいことが入ってくる感じ。

櫛邉先生 新しいことが毎日入ってくるし、患者さんも1人1人違う。色んな要素を卒業してからいっぱい経験してね。卒業後も、よりすばらしい作業療法士になれるように教員全員で応援します。